日々雑感(コラム)

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Vol.37『Bone healing potential of fascia lata autografts to the humeral head footprint in rotator cuff reconstruction based on magnetic resonance imaging and histologic evaluations』の研究が、Journal of Shoulder and Elbow Surgery(JSES)にオンライン(インターネット上)に掲載されました。


https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30827834
DOI: 10.1016/j.jse.2018.11.067
 

 
論文の内容の要点は以下になります。
 
これまで腱板広範囲断裂手術において大腿筋膜を大腿部から採取して移植していたパッチ手術では筋膜は骨(上腕骨)に90%以上で生着する。自家大腿筋膜はすぐれた骨への生着能力を有するということ。
 
腱板広範囲断裂においては腱板修復が非常にむずかしいケースが多く、グラフトをもちいてまで腱板修復をすることが肩関節外科医も躊躇することが多いです。グラフトが骨に生着することがMRI画像や病理検査で確認されました。肩関節の手術において自家組織(自分の組織)を肩以外の部位から採取することが医師、手術をうける患者様も躊躇うこともあるかもしれません。この研究データーはその躊躇した医師や患者様に役立つかもしれません。また、JSESは世界の肩関節外科医が好んで購読される雑誌です。世界の肩関節外科医にも有益な情報を提供できたものと思われます。この論文が掲載された日にはさらに臨床、研究に邁進したいと思った瞬間でした。
2019/4/1

日々雑感


日々雑感(コラム)とは、森大祐の肩に対する思い、経験などの話です。