日々雑感(コラム)

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Vol.19 ~第38回日本整形外科スポーツ医学会学術集会で口演をしてまいりました~


9月14日に横浜で開催された、日本整形外科スポーツ医学会学術集会に始めて参加し、演題名「Hill-Sachs病変への棘下筋腱縫着を加えた鏡視下Bankart法の臨床成績」で、で口演をしてまいりました。

 
発表した内容の主旨は次のようになります。何十回と脱臼するかたは、上腕骨の後ろの骨がかけるHill-Sachs病変というものが大きくなります。ときにこの病変を手術の際においておくと、再脱臼のリスクになる、不安感が残存する場合があります。この病変に対して、棘下筋を、病変におおう手術(Remplisage法)をした成績を報告しました。この手術をした方は、再脱臼は今のところしていませんが、可動域がやや制限が残るとのことです。しかし、数年たっても、ラグビーを問題なくできている選手がいますので、再脱臼のリスクがあるラグビーや、アメリカンフットボールなどのスポーツ選手には、再脱臼を予防する手術として有効な方法と考えています。しかし、経過観察がまだ短期であるために、真にずっと長持ちする手術かを検討してまいります。

 
 

上の写真は、日本各地で活躍されている優秀な肩関節外科専門の医師の方々との懇親会での記念撮影です。熱く、医療の話をしてまいりました。10月には肩関節学会がありますので、また、再会を誓いあいました。
 
学会参加、発表までの準備は楽な作業ではないですが、続けることに意義があると思っています。何事もそうですね、大樹をなすためには!

2012/9/20

日々雑感


日々雑感(コラム)とは、森大祐の肩に対する思い、経験などの話です。