一次性変形性肩関節症
どんな病気?
肩の上腕骨や関節窩(受け皿)の軟骨がすりへる病気です。
症状
・痛くて自分で肩が挙がらない
・肩を動かすとごりごりと音がする
・他動運動(他の人にうごかしてもらい肩をうごかす)でも肩が十分に挙がらない
などが典型的な症状になります。
診断
レントゲンで分かります。更なる評価はCTをとることで詳細に分かります。
治療
肩の痛みが強い場合には、下記の治療が行われます。
肩関節腔内注射 ステロイド、ヒアルロン酸など
運動療法は病状が進行した変形性肩関節症では、可動域拡大には効果が必ずしもあるとは言えません。
保存療法の効果がない場合
以下の手術療法があげられます。
鏡視下滑膜切除術:内視鏡にて滑膜を切除します。
人工関節置換術:変形してしまった骨頭や関節窩を人工関節に置換します。人工関節置換術のシェーマをお示しします。詳しくは人工関節置換術をご覧ください。
2015/1/31
肩の病気
様々な肩の病気を解説しています。自分がどの病気に該当するかおおまかな目安にしていただければと思います。