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肩の病気

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拘縮肩


どんな病気?

 
肩関節の疼痛を我慢していたり、痛みがあるのに肩を使い続けた結果、肩の可動域制限をきたしてしまった病態を言います。
 

症状

 
肩から腕にかけての痛み
 
・関節がかたまって手が挙がらない。
・じっとしていても痛い、強い痛み、じわーとした痛み。
・夜、痛くて目が覚める!
・髪をとく時に痛い,動かない!
・洗濯物を干す時に痛い!
・ベルトを通す時に痛い!
・エプロンの紐を結ぶ時に痛い!
 
肩関節の動きを伴う様々な動作で症状が出ます。
肩関節の炎症が長引くと、関節包は硬くなります。また、肩峰下滑液包は肩峰と癒着をしたり、腱板の動きが悪くなります。そのために、痛みや可動域制限をきたします。
 

拘縮肩

 

なぜ痛みがあるのか

 
 

治療

 
投薬、注射→炎症を早期に取りぞく必要があります。
理学療法→筋緊張のある肩関節周囲筋や腱の癒着などを取り除く運動療法が必要です。この疾患の基本治療であり、ほとんどの方は理学療法で改善します。
サイレントマニピュレーション→麻酔をかけて外来処置室で肩関節の可動域を拡大させます。詳しくはこちらを参考にしてください。
手術療法→難治性の肩関節拘縮では時に手術が必要な場合があります。鏡視下関節包全周性解離術という関節包を関節窩から切り離し、可動域を改善させます。