私の外来と満足度の結果
私は2013年から2014年にかけてアメリカに留学していました。
その際にはトーマスジェファーソン大学のGerald Williams先生に師事していました。Williams先生の外来のスタイルはシステマティックかつ論理的に話を患者さまにされます。見習うようにしていますが、国民性の違いもあり、私自身はある程度模範にしながら創意工夫をしています。そして、下に示しますが、医療事務の協力をえて外来満足度調査をしています。その結果をお示しします。留学最終日の写真なども添えながら満足度の結果をお示しします。
アメリカのOffice
手術室最終日
オフィスにて
最終日
卒業証書
私のボスの外来の特徴
予後の説明
期待をもたす発言はしない
信頼関係を築くために電話は結構かける
私の工夫
話し方(早すぎず、遅すぎず)
専門用語をできる限り使わない
医療の限界を伝える
私の工夫2
親近感
85%の距離感
相手の期待が何か調査する
好奇心を駆り立てる質問ができるための学習
外来満足度調査
結果
2015年9月から12月の外来総数585人
263人の回答
病状の説明(無回答3)
検査の説明(無回答50)
手術内容の説明(無回答184)
現時点での手ごたえ
満足度の結果は許容範囲
しかし、病院で調査しているかぎりはバイアスがあり限界はある。患者の本音は近親者、近い友人からしか聞けないから。
まとめ
一整形外科の外来の仕方を紹介した。
患者の興味が何か見極める事が大事。
2022/2/10
プロフィール
森大祐のプロフィール、業績、手術の実績、私の外来と満足度の結果、私のアメリカ留学、パブリシティなど。