診察の流れ

肩関節領域の疾患① <<  診察の流れ <<  HOME

肩関節領域の疾患①

肩関節領域の疾患は下記の疾患があります。

 
・肩関節周囲炎、拘縮
・腱板断裂
・反復性肩関節前方不安定症
・石灰沈着性腱板炎
・投球障害肩
・非外傷性肩関節不安定症

 

肩関節の障害、外来に来る人の主訴

 
・痛み         
・挙上、運動障害  
 原因検索が治療の第一歩

痛みもどういうときに痛いのか
 
・安静時、つまりじっとしていても痛いのか
・運動時に痛いのか
 
痛みの程度、どの時痛いのかを判別するのは非常に重要です。
 

炎症による痛みの臨床像

 
・安静時痛 
・ちょっと動かしただけで痛い  
 問診の段階で検討つける
・強い痛み
 
対処法
 
・安静やリラクゼーション(力の抜き方指導)
・るステロイド注射,ヒアルロン酸
・ステロイド内服
*ステロイドは炎症を抑えるのに有効な薬ですが、副作用も強いので合併症に応じて行います。
 

炎症による痛み以外の臨床像

 
・安静時痛ない
・運動時の痛み
・痛みはあるが,自制内(自分でコントロール可能)
 
         
 
 
次の段階としては,理学所見をとる.つまり,肩の動きの評価へ
 

私の理学所見の取り方

 
可動域の測定
 
(肩は人体の関節で最大の可動域をもちます。さまざまな方向に肩をうごかし、どの方向で痛みなどがあるかを見極めます)
 

 

理学所見2

 
筋力評価
(どの方向で肩に力が入るのか、力が抜けるのかを測定します。)

 
肩甲骨面外転90度で外転させ、検者は抵抗を加える。健測と比べ脱力がある、あるいは痛みを訴えるなら陽性。

 
前方挙上90度で挙上させ、検者は抵抗を加える。健測との脱力がある、あるいは痛みを訴えるなら陽性。

 
肩甲骨面水平内転30度で挙上させ、検者は抵抗を加える。健測との脱力がある、あるいは痛みを訴えるなら陽性。

ここまでである程度評価

 
・可動域の患健側差
・脱力がある肢位であるか
・インピンジメントの有無  など
 
        

 
・患健側差がある→拘縮があるのか?
・脱力がある肢位である→腱板機能に問題があるのか?
・インピンジメントの有無→肩甲骨の動きが悪いのか?腱板断裂による動き?
 

問診→理学所見(肩を動かしての痛みなど症状出現の程度などの評価)→炎症への対処→理学療法を処方→MRIなどの検査→手術。
 

 診察の流れ
 肩関節領域の疾患①
 肩関節領域の疾患②